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2023.09.06

勘違えやすい金融用語3選

こんにちは
本日は、間違えやすい金融用語についてお話したいと思います。

言葉を聞いたことがあっても、その意味を正しく理解できているとは限らないものです。
是非この機会に、自分の理解度をチェックしてみましょう

【リスクとリターン】
■リスクとリターンとは?
リターンとは、投資をすることで得られる収益または損失のことです。
一方、金融商品におけるリスクとは、危険度を表す言葉ではなく、リターンの振れ幅のことを指します。
振れ幅が小さいことを「リスクが小さい」、振れ幅が大きいことを「リスクが大きい」といいます。
リスクとリターンの図

■リスクとリターンの関係性

リスクとリターンは比例関係にあります。
リスクを低く抑えようとすると、リターンは低下し、高いリターンを求めると当然リスクも高まります。
「ローリスク・ハイリターンの金融商品」は存在しないのです。
リスクとリターンの関係
※全ての金融商品がこのイメージ図に当てはまるわけではありません。

【年率●%】
時々、「年率リターン●%の金融商品に投資をすれば、必ず毎年●%ずつ資産が増える」と思っている方がいますが、これは誤りです。
年率●%というのは、「例えば10年間運用すると、1年あたり●%増える」という意味です。
資産運用の世界では、直線に近い動きで資産が増減することは稀で、プラスとマイナスのリターンはほぼランダムに訪れます。
実際のリターン

【元本保証と元本確保】
似ている言葉ではありますが、この2つは明確に意味が異なります。
「元本保証」とは、銀行預金のように全ての期間において、元本割れがないことを金融商品に保証することです。
元本保証の金融商品は、銀行の預金等にしか存在せず、それ以外の業者が元本を保証することは違法です。

一方、「元本確保」とは、満期まで運用すると、元本が満額で返ってくることを金融商品に保証することです。
一般的には、国債や地方債、確定拠出年金(DC)の銀行の定期預金などが、元本確保型商品に当てはまります。
ただし、中途解約すれば元本を割る可能性はありますし、満期保有したとしても、外貨建ての商品であれば為替の影響を受け、円換算したときに元本を下回っている場合があります。

なお、元本確保型の投資信託というものも存在しますが、これはあくまで元本確保を「目指す」金融商品であり、満期(償還日)まで運用しても、元本が満額で返ってこない可能性があります。

元本保証と元本確保では意味合いが変わってきます。
また、同じ元本確保という言葉を使っていても、金融商品によってリスクは違うため、その中身をしっかり理解することが大切です。

【まとめ】
用語の意味を正しく理解できていなければ、誤った認識で金融商品を購入してしまうことに繋がりかねません。
是非この機会に、正しく用語の意味を理解しておきましょう