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コラム

2023.07.28

投資するならインデックスファンド?アクティブファンド?

こんにちは

「アクティブファンドよりもインデックスファンドに投資するべき」
そのようなことを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
本当にそうなのか、データを基に解説していきます。

【インデックスファンドとアクティブファンドってなに?】
ファンドには大きく分けて、インデックスファンドアクティブファンドの2種類が存在します。

インデックスファンドとは、インデックス(市場平均)と同じ値動きを目指すファンドです。
インデックスとは例えば、日経平均株価やS&P500といった指数のことで、その指数に連動するように運用しています。
インデックスと同等の運用成績は期待できるものの、基本的にそれを超えるリターンを得ることはできません。

一方、アクティブファンドとは、インデックスを上回るリターンを目指すファンドです。
ファンドマネージャーが独自の観点で投資判断をしているため、その人の腕次第でインデックスを超える可能性があります。
ただし、インデックスファンドより調査や分析にコストがかかるため、手数料は高くなる傾向があります。

両者の違いを比較すると、以下の通りです。
※下表は、あくまで一般的なファンドの特徴を比較したものであり、全てのファンドに当てはまるわけではありません。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い

※「組入銘柄」とは投資対象のことです(株式でいえば、たとえば「トヨタ自動車」や「ソフトバンクグループ」等)。

どちらの方が優れているというわけではありません。
それぞれに運用方針や手数料などに違いがあります。

【インデックスファンドの方が勝率は高い?】
実は、アクティブファンドのほとんどはインデックスに負けています。
アンダーパフォームとは、比較するインデックスよりパフォーマンスが下回ったということを示しています。
インデックスにアンダーパフォームしたアクティブファンドの割合

※S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社公表資料より、小数点以下を四捨五入しGOファンド株式会社が作成。
2022年12月31日までの期間のデータ。

ただし、このアクティブファンドには「隠れインデックスファンド」が含まれています。
隠れインデックスファンドとは、アクティブ運用にも関わらず組入銘柄がインデックスとほとんど同じものです。
そのため、パフォーマンスもインデックスと似通ったものになりますが、手数料がある分、インデックスに負けてしまうということになるわけです。
そのため、上記のデータは必ずしも正確ではなく、本来的には隠れインデックスファンドを除いたアクティブファンのみを対象として検証すべきなのです。

また、多くのアクティブファンドがインデックスに負けるとはいえ、一部のアクティブファンドはしっかりとインデックスに勝っていることも事実です。
諸説ありますが、隠れインデックスファンドを除けば、4~5割ほどのアクティブファンドは長期でインデックスを上回ると言われています。
つまり、正しいファンドを選ぶことで、周りに流されてインデックスファンドで運用するよりも高い運用成果を得られる可能性があるのです。

また、ここでいう「インデックスを上回る」とは、1~2年の短期ではなく、10年近い長期での視点であることも注意しましょう。
どんな良いファンドでも、短期ではインデックスに負けてしまいますので、中長期で評価することが大切です。

具体的にどのようにアクティブファンドを選ぶべきかについては、また別のコラムでお話しさせていただきますので、楽しみにお待ちください

【まとめ】
最近は、コストの低いインデックスファンドが好まれ、それよりもコストが高いアクティブファンドは避けられる傾向がありますが、コスト面だけでファンドの善し悪し(運用成果)を測ることはできません。
手数料のみを見てアクティブファンドを投資の選択肢から外すのではなく、両ファンドのメリット・デメリットを検討した上で、ご自身の資産形成に繋げてみてください