コラムCOLUMN
こんにちは
最近、円高が急速に進んでいることはご存じでしょうか。
10月半ばには1ドル150円でしたが、1か月も経たずに現在は1ドル140円となっています。
その原因は、インフレ率を示す米CPI(消費者物価指数)が11月10日に発表され、インフレのピークアウト観測が高まったことにあります。
アメリカは年初より、歴史的なインフレを抑え込もうと、過去に類を見ないほどの急速な利上げを行ってきました。
しかし、インフレが落ち着いてきたことで、今後の利上げ幅が縮小に向かうという期待が広がっているのです。
その結果、今回の円安の原因であった日本と米国の金利差が縮小するとの見方から、円高が急速に進行しました。
為替(かわせ)相場を予想することは極めて難しいですが、円安進行の最大要因であったアメリカの利上げが落ち着くことで、今後は円安よりも円高になる可能性が高いとも考えられます。
日米金利差と円安の関係については、過去のコラムで説明しておりますので、よろしければご覧ください
※過去のコラムについては、下段リッチメニュー「コラム」より閲覧できます。
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