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NEWS2024.08.05

株価急落に対する臨時レポート

ここ数日の株価急落とGOファンドへの影響について

8月5日の日経平均株価は、先週末(8月2日)と比べ、終値ベースで4,451円の下落(-12.4%)、史上最高値をつけた7月11日高値42,426円と比べると25%以上の下落と、過去最大の下げ幅を記録しました。

日経平均株価の下落幅ランキング
※Bloombergデータより、GOファンド株式会社が作成。

本日、日経平均先物と東証株価指数(TOPIX)先物の値下がりが制限幅を超えたことを受け、売買を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動されました。
株式市場が大きく下落することはたまにあるものの、2020年のコロナショック以降、株式市場は堅調に推移してきましたので、ここ数年で投資を始めたお客さまは今回の株価急落を不安に感じていることかと思います。

今回の株価下落の原因は、米国の景気減速懸念および日銀の利上げ、それに伴う急激な円高です。
7月以降に発表された複数の経済指標が予想よりも悪い結果となり、米国景気の減速懸念が浮上しています。
また、日銀が政策金利を0.25%程度に利上げしたことで日米金利差の縮小が意識され、為替が円高方向に急速に推移しました。
為替市場については、7月には1ドル162円程度まで上昇していたものの、足元では141円台まで急落しており、10%以上の下落率となっています。
これにより、日本株のみならず、外国株ファンドにおいても円ベースでは為替差損で大きくマイナスリターンとなっているものも少なくありません。

このような状況下、7月のGOファンドは+1.5%のプラスリターンとなっており、8月5日現在も-1.9%(8月1日~5日)と、下落幅を大きく抑制できています。
※報酬控除前ベース
詳細については、本日8月5日に発行の投資家向けレポートをご覧ください。

従前よりお客さまにはお伝えしていますが、長期投資こそが資産形成の原理原則です。
確かに今般の下落はスピードが速く、ショックと呼んでいいレベルの急落ではあるものの、この程度の下落は数年に一度はあるものです。このような時に長期投資をやめてしまうことが最も悪手であり、資産形成などできるはずもありません。短期的な金融市場の動きに一喜一憂することなく、じっくりと腰を据えて投資を続けていきましょう。

お取引にあたっての手数料等やリスクについてはこちらをご確認ください。

GOファンド株式会社
代表取締役 兼 最高投資責任者
田沼 豪