COLUMN
こんにちは![]()
本日は、アクティブファンドの選び方についてお話したいと思います。
アクティブファンドに投資してみたいけれど、沢山ありすぎてどれを選べば良いか分からない…。
そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
※ちなみに、インデックスファンドとアクティブファンドの違いについては、こちらのコラムをご覧ください。
「投資するならインデックスファンド?アクティブファンド?」
アクティブファンドを選ぶ基準は、主に次の3つのポイントがあります。
①分散投資されている
②過去のパフォーマンスが良い
③ファンドマネージャーを開示している
本日はその1つである分散投資について、解説していきます。
分散投資とは、複数の資産に投資をすることで、リスクを軽減させることを言います。
有名な投資の格言に、「卵を1つのカゴに盛るな」というものがあります。
沢山の卵を1つのカゴに盛ってしまうと、そのかごを落とした時に全ての卵が割れてしまいます。
しかし、もし複数のカゴに卵を盛っていれば、そのうちの1つのかごを落として卵が割れても、他の卵は無事です。
具体的な分散方法は次の3つです。
例えば、日本で震災が起こり、日本の株式市場が暴落したとしても、アメリカの株式市場は堅調に推移することがあります。
世界各国でリスクは異なり、それぞれの経済は同じ方向に動くわけではありません。
投資する地域を分けることで、リスクを抑えることができます。
日本円が下落している時には、相対的に外貨建ての資産の価値は高まっていると考えられます。
そのため、複数の通貨に資産を分散させることで、資金全体の価値の目減りを回避することができます。
値動きやリスクは資産によって異なります。
例えば、株式と債券は一般的に負の相関関係にあると言われています。
負の相関関係とは、株式が上昇すると債券は下落し、株式が下落すると債券は上昇する、というように逆の値動きをする関係性にあるということです。
また、これはファンドの投資対象ではなく、投資方法におけるものですが、「時間分散」という考え方があります。
これは、投資のタイミングを分散させることをいい、「ドルコスト平均法」などが有名です。
「ドルコスト平均法」は購入金額を一定にすることにより、価格が高いときには少ない数量を、価格が安いときには多い数量を購入することで買値を平均化し、高値掴みを避けることを目的としています。
ただし、金融市場が大きく動いている場面でも、一定金額しか投資することができないため、一括での投資と比べると収益性が劣る場合があり、必ずしも一括投資と比べて優れていると断言できるわけではないことに注意が必要です。
分散投資は「投資の基本原則」と言っても過言ではありません。
リスクを考えずに投資をすれば、それは博打と変わりないのです。
適切な投資対象に分散投資することで、中長期では世界経済の成長に乗って堅実な資産運用をすることが可能となります。
GOファンドでは、ファンドの選び方など資産運用全般についてのセミナーを開催しています。
是非ご参加ください![]()
超初心者向け!お金の不安をなくす資産運用セミナー
セミナーご参加にあたり、「セミナーに関する留意事項」をご確認ください。
資産運用の基本から実践的なノウハウなどを幅広く解説するコラムです。初心者の方にもやさしく、資産形成をこれから始める方や、すでに投資信託を活用している方にも役立つ情報をお届けします。
なかなか預貯金ができず、周りの人はどれくらい預貯金をしているのか気になっている人もいるのではないでしょうか?この記事では、年代別、世帯別の平均預貯金額や中央値のデータを紹介しながら、預貯金額の傾向について解説していきます […]
2024年1月に新NISAがスタートしました。また、インフレの影響もあり「貯蓄から投資へ」の流れが加速しています。しかし、基礎的な金融知識もなく、投資を始めるのは危険です。 このコラムでは、投資初心者が投資をする前に押さ […]
資産運用でお金を増やしたいけれど、何を選んで良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?選んだ商品によっては元本割れリスクがあるため、金融商品選びは慎重に行う必要があります。 このコラムでは、これか […]
アメリカ国債のデフォルト(債務不履行)とは?経済への影響をわかりやすく解説!2024年4月4日金融用語解説
米国債とは?投資するメリットやデメリット、リスクなどをわかりやすく解説2024年5月28日金融用語解説
日本の借金は国民の借金?2023年1月18日経済・マーケット動向
テンバガーとは?2023年の達成銘柄を紹介2024年7月31日金融用語解説
投資してはいけないファンドとは?【ブル・ベア型ファンド】2023年2月24日資産運用