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2023.10.03 資産運用

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アクティブファンドの選び方【分散投資編】

アクティブファンドの選び方【分散投資編】

こんにちは

本日は、アクティブファンドの選び方についてお話したいと思います。
アクティブファンドに投資してみたいけれど、沢山ありすぎてどれを選べば良いか分からない…。
そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

※ちなみに、インデックスファンドとアクティブファンドの違いについては、こちらのコラムをご覧ください。
投資するならインデックスファンド?アクティブファンド?」

アクティブファンドを選ぶ基準は、主に次の3つのポイントがあります。
①分散投資されている
②過去のパフォーマンスが良い
③ファンドマネージャーを開示している

本日はその1つである分散投資について、解説していきます。

 

分散投資とは?

分散投資とは、複数の資産に投資をすることで、リスクを軽減させることを言います。

有名な投資の格言に、「卵を1つのカゴに盛るな」というものがあります。
沢山の卵を1つのカゴに盛ってしまうと、そのかごを落とした時に全ての卵が割れてしまいます。
しかし、もし複数のカゴに卵を盛っていれば、そのうちの1つのかごを落として卵が割れても、他の卵は無事です。

 

卵を1つのカゴに盛るな

 

具体的な分散方法は次の3つです。

3つの分散方法

■国の分散

例えば、日本で震災が起こり、日本の株式市場が暴落したとしても、アメリカの株式市場は堅調に推移することがあります。
世界各国でリスクは異なり、それぞれの経済は同じ方向に動くわけではありません。
投資する地域を分けることで、リスクを抑えることができます。

 

■通貨の分散

日本円が下落している時には、相対的に外貨建ての資産の価値は高まっていると考えられます。
そのため、複数の通貨に資産を分散させることで、資金全体の価値の目減りを回避することができます。

 

■資産の分散

値動きやリスクは資産によって異なります。
例えば、株式と債券は一般的に負の相関関係にあると言われています。
負の相関関係とは、株式が上昇すると債券は下落し、株式が下落すると債券は上昇する、というように逆の値動きをする関係性にあるということです。

また、これはファンドの投資対象ではなく、投資方法におけるものですが、「時間分散」という考え方があります。
これは、投資のタイミングを分散させることをいい、「ドルコスト平均法」などが有名です。
「ドルコスト平均法」は購入金額を一定にすることにより、価格が高いときには少ない数量を、価格が安いときには多い数量を購入することで買値を平均化し、高値掴みを避けることを目的としています。

ただし、金融市場が大きく動いている場面でも、一定金額しか投資することができないため、一括での投資と比べると収益性が劣る場合があり、必ずしも一括投資と比べて優れていると断言できるわけではないことに注意が必要です。

ドルコスト平均法のイメージ図

 

まとめ

分散投資は「投資の基本原則」と言っても過言ではありません。
リスクを考えずに投資をすれば、それは博打と変わりないのです。
適切な投資対象に分散投資することで、中長期では世界経済の成長に乗って堅実な資産運用をすることが可能となります。

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